卓上の空論ブログ

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アニメ「小公女セーラ」に学ぶ成功する女性の生き方10

 世界名作劇場のアニメ「小公女セーラ」を見て、いじめられてもどんなに理不尽な目にあっても、ただひたすら耐えて我慢して努力し続けていれば幸せになれるのだと、幼い私は信じていました。

少女と呼ばれていた頃から随分な時間が過ぎ、今は「小公女セーラ」が教えてくれた生き方は、ただひたすら耐えて我慢して努力することではないと分かりました。

 

↓美しいセーラ様

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大金持ちのお嬢様から一気に一文無しの孤児になってしまったセーラの復活劇は、女性の生き方の一つとして役に立つはず。

改めて、アニメのノベライズ本を読みながら、今の私がセーラから学んだことをまとめてみようと思います。

 

 

 1:欲しいものは何が何でも手に入れる強い意志

セーラがいつも大事そうに抱いているエミリーという名の人形。

この人形は売り物ではなく持ち主の店の主人はいくらお金を積まれても絶対に売らないと頑なに拒否する。

しかしセーラはここで諦めない。

直接店の主人に直談判し、何とタダで手に入れたのだ。

欲しい物は何が何でも手に入れたいという強い意志が頑固な店主の心を動かしたのである。

 

 

2:あなたと私は同じとアピール

 

「わたし、自分がプリンセスのようだなんて思ったことは、一度もないわ」

「だって、わたしもあなたも、同じ女の子でしょ」

 

↓熱にうなされ友達に看病されるセーラ様

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家族を支えるために使用人として出稼ぎにきているベッキーという少女に掛けた言葉。

大富豪の娘として何不自由なく暮らすセーラとベッキーが同じわけないのはさすがに無理があるが、強かなセーラは「女の子」という共通点で強引にあなたと同じだとアピールだ。

人は誰もが自分より”上”の人間に認められたいという欲求を上手く満たし、自分の崇拝者を確実に手に入れるセーラ。

 

 

3:女友達は自分より”格下”の人間だけ

 

アニメの中でセーラの代表的な友達は人形のエミリー以外ではアーメンガードという少女がいる。

アーメンガードは良家のお嬢様ではあるけれど、ぽっちゃりした体形と決して美しいとは言えない容姿でおまけに勉強が出来ずのろま。

ドジでのろまな亀という形容がぴったりな少女だ。

明らかにスクールカーストの下位に位置する女を選んで友達になっている。

 

このドジでのろまな亀ことアーメンガードはセーラが一文無しになって使用人とした働いている時に「あの……あなた……とても不幸せなの?」と言い放つ空気の読めない大バカ女だ。

しかし、使用人まで落ちぶれても所詮アーメンガードはドジでのろまな亀で弱者である、気にすることはない。

 

 

4:美しくスペックの高い女から常に嫉妬される

 

ミンチン先生というヒステリーおばさんの他に、セーラを目の敵にしていじめた女がいいる、ラヴィニアだ。

ラヴィニアは美しく、学院一のお金持ちの娘で、勉強も出来、取り巻きを引き連れ、ヒステリーおばさんのミンチンからも特別扱いを受けていた。

それが一日でその座を奪われたラヴィニアは嫉妬に狂いセーラをいじめるが、使用人に落ちぶれてもセーラに嫉妬の炎を燃やしまくる。

更に一人で勝手に傷ついてて憤って、嫉妬の炎を全身に纏ったラヴィニアは自ら火だるまになっているほどなのだ。

 

↓意地悪なお嬢様から小さな女の子を守るセーラ様

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いくらみすぼらしい格好をしていようが、いくら使用人になろうが、全てに於いて本質的には自分より劣っていることが明白だからであろう。

成功を掴む女というのは少女の頃から、高スペックの女に常に嫉妬されるものだ。

もちろん、自分より明らかに格下の女や低スペックな女に嫉妬されても当たり前なので何の意味もない。

 

 

 

5:ナチュラルに相手を見下す差別主義者である

 

貧しい身なりで使用人として働いていると街で、上流階級の小さな男の子から銀貨を渡される。

そこでセーラはあまりの出来事に怒り狂う。

 

この子はわたしにほどこしをしようとしている。

このわたしに、ほどこしを?

あまりの屈辱に、体がかっと燃えるようだった。

 

 

セーラは大金持ちだった頃、貧しい人に対してほどこしをしてきたはずである。

それが自分が受ける立場になれば怒り狂う。

ほどこしを受ける立場になりいかに自分が相手に屈辱を与えてる行為をナチュラルにしていたか、いかにナチュラルに相手を見下していた差別主義者か思い知ったであろう。

貧乏で困っている相手に対してほどこしを与えることに見下した感情があったので、セーラはこのように憤慨しているのだ。

 

 

6:いざという時に頼れる男がいる

 

ミンチンというババアがまた得意のヒステリーを起こして、とうとう馬小屋にぶち込まれることになったセーラ。

寒さに震えるも暖もない、本も取り上げられた。

そこに現れたのが以前セーラ専属の御者だった少年ピーターだ。

 

↓美貌で少年を誘惑するセーラ様

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「おれ、お嬢さまをお迎えに来たんです。

こんなひどい学院に、お嬢さまが閉じこめられているなんて、おれもうがまんできないんです。

お嬢さま、おれの家に来てください。

そりゃ、狭くて汚いけど……食べて寝るぐらい、おれが何とかします」

 

 

やはりいざという時に頼りになって、おぜぜを援助してくれるのは女友達ではない。

現にアーメンガードはお金持ちのお嬢様でありながら何の経済的援助もしてくれない。

 

御者だった当時もピーターはセーラの虜になっている。

「お嬢さまは、ほんとうに優しくて誰にでも親切なんだ。それに、すっごくおきれいだろ。馬車にお乗せして街を行くと、みんなが振り返るん。それがおれの自慢なのさ」

清楚で聡明なお嬢様の仮面の下は妖婦である。

 

 

8:時には捨て身の行動

 

ピーターの家も貧しくセーラ一人増えるだけで家族は大きなダメージを受ける。

そこでセーラはマッチ売りの少女になるのだ。

 

「マッチ、マッチはいかがですか?」

小雪の舞う冷たい舗道で、セーラはマッチを入れたかごを腕に提げ、道行く人に呼びかけていた。

 

他の子供たちが鉄くずを探したり、ゴミや石炭を集めて親方に売ったり、荷物の後押し、お針仕事をする中、マッチ売りを選んだのはパフォーマンスではないだろうか。

やせ細った美しい少女が哀れな姿でマッチを売る姿はセンセーショナルである。

 

支援したくなる弱者というのがいる。

一方で生活保護叩きがあり、一方では食費もなくて死んでしまう人にどうして生活保護を受けられなかったのかと悲しみ憤る人々。

セーラは見事に支援したくなる弱者をマッチ売りの少女という捨て身のパフォーマンスで表現したのだ。

 

 

9:ちゃんと怒りをぶつけることが出来る

 セーラはミンチンという強欲なババアに散々目の敵にされいじめ抜かれても耐えてきたが、ある時、きちんと怒りをぶつけたのだ。

誰のおかげで生きてこられたと思っている?と毒親ご用達のセリフをヒステリックに叫ぶミンチンに、セーラは立ち上がる。

 

「先生は、わたしに親切だったことはありませんでした」

「それにここがわたしにとって家だったこともありません」

 セーラはこの台詞を取り乱さずにぐっと体に力を入れて我慢して言うのだ。

ミンチンが怒りに震えても、セーラは恐れることなどなかった。

 

怒りをためて爆発させたらただのヒステリーになってしまう、怒りをためたままだと精神を病んでしまう。

セーラはきちんと怒りを冷静にぶつけることにより、言いたいことを言えたスッキリした気持ちになり恐れさえなくなったのだ。

更にミンチンには大ダメージを与えることに成功。

 

↓ミンチンおばさんに睨まれてもめげないセーラ様

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10:美意識が高く向学心がある

 セーラはたとえ使用人としてこきつかわれたり、馬小屋に住まわされたりしても、その上品な佇まいともともとの美しさが消えることはなかった。

すっかり落ちぶれて、見た目までその身分にふさわしくなってしまう人も多い中、セーラの美意識は高いので大金持ちのお嬢様であった頃の自分を保ち隠しきれないのだ。

 

また、一日中馬車馬のように働かされた後も一日に一度は本を開き勉強をするほど向学心がある。

 

使用人の身分で勉強しても無意味なことは分かっているが、自分で自分を保つために勉強をするのだ。

 

セーラがバカで小汚い女になってしまったら、大富豪の父親の友達もセーラを見つけ出し助けることが出来なかったかもしれない。

美だけではダメ、教養だけではダメ、両方をどんな環境に落ちようが諦めないことの大切だ。

 

最後に

幼い頃に「小公女セーラ」に学んだことはひたすら耐えることだったけれど、改めてアニメのノベライズ本を読み返すと、決してそうではないということです。

ただ耐えながらいつか救ってくれる誰かを待っているだけでは、何も救われないんですね。

女性が成功を掴むのは「強さ」ではなく「強かさ」。

「強かさ」とはただ強いだけじゃない、弱さや狡さなど様々な要素が混じり合って発揮する強さ。

なかなか強かには生きられないけれど、生き方に迷って途方に暮れた時はセーラの生き方から勇気を貰いたいです。

 

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